2/20 一般財団法人日本宝くじ協会助成事業完了のご報告

　この度、令和4年度の一般財団法人宝くじ協会の助成を受け、去る2月20日に胃胸部デジタル搭載車を配備いたしました。

　一般財団法人日本宝くじ協会様はじめ、関係各位より賜りましたご援助ご協力に深く感謝申し上げます。

　今回搭載されました最新型デジタル装置導入により、高精細な撮影によって心臓及び肺疾患、じん肺・石綿等の職業病、胃がん・胃潰瘍等の消化器疾患の早期発見、また１台の車両に胸部と胃部のレントゲン装置が搭載されており、出入り口も２カ所を設け、それぞれの撮影をすることにより健康診断を効率的に受診することを可能といたしました。

　また、耳が聞こえづらい方、外国人の方々への検査指示を分かり易く伝えるエックス線検査支援システム「e－検査ナビ」の搭載により、従来音声だけでされていた指示内容が、検査室内の被検者に文字、合成音声、アニメーション、手話でも表示されます。言語は日本語、英語など８カ国語に対応しています。これにより受診者の不安が解消され、安全、安心、高精度の検査が可能となりました。

　この事業により、巡回検診に係わる精度の向上と機動力も増し、地域住民及び職場における労働者の疾病の早期発見及び予防に役立てることができ、安心・安全な検診をご提供できるようになりました。